サイクロン集塵機完成!
準備を始めてから随分と時間が経過しましたが、やっと完成し実際に使用してみました。
結果から言うと大成功です。 サイクロン集塵機を使った事で、トリマー作業後の木屑掃除が大幅に軽減されました。
まずはペール缶の加工作業です。
集塵機のサイズを計測し、ペール缶の蓋に集塵機がはめ込めるサイズの円を描いておきます。
ペール缶自体は薄いので、錐で簡単に穴を開けられます。
あとは穴どうしをニッパで切ってしまいます。
切ったバリは電動ミニルーター で研磨しようと思ったのですが、あまりはかどらないので結局棒ヤスリでバリ取りをしました。
バリを取った後に集塵機をはめ込んでみました。
次にペール缶の蓋を強化するため(掃除機を強にした場合に蓋が凹んでしまう可能性もあるので)合板を蓋の裏側に取り付けるました。 蓋の強度が十分であれば不要な工程です。
今回合板に穴を開けるために自在錐本体丸軸方刃を使ったのですが、これが私が一番嫌いな工具部品です。 ドリルにつけて使うのですが片方にしか刃がついていないので、バランスが非常に悪く、さらに穴が開いた瞬間にバランスが崩れてけられる現象がでるので、いつもとても慎重に取り扱っています。
次に集塵機とペール缶の隙間をシリコーンシーラントで塞ぎます。 手元にマスキングテープが見当たらなかったので、養生テープで代用しました。
今回、シリコーンシーラントを放置しすぎて硬くなり、養生テープを剥がしても乾いたシリコーンシーラントが残ってしまい綺麗な仕上がりになりませんでした。
次に掃除機側のホースを繋ぐパイプに0.5mm厚のゴムシートを必要なサイズにカットして接着剤で巻きつけました。 そこに取り付ける32mm内径の透明なビニールパイプに合わせます。
こちらが透明なビニールパイプを取り付けた状態。
さらに掃除機へと繋ぐパイプ(洗濯機用の放水パイプを代用)を接続した状態
同様に吸い取り用のホースを繋ぐパイプに先ほどと同じ処置を施します。
吸い取り用のホースの先にはTS型違いソケットをはめ込む木材を加工します。 以前使った2x4材を使って加工しました。
トリマー からの削りかすを直接吸い込める様にガイドと一体化させています。
ごちゃごちゃしていますが、掃除機とサイクロン集塵機を接続した状態です。 古いキャニスター掃除機の性能は最大1kw程度の出力だった思います。
サイクロン集塵機を使わなかった前回のトリマー 加工作業では、周り全体に微細な木屑が作業台の上だけでなく、植物から地面にいたるまで飛び散っていましたが、今回多少作業台に飛んでいたのと、作業台周りにも少し木屑は落ちていましたが、大幅に掃除作業が楽でした。
ペール缶の中にはしっかりと木屑が溜まっていました。
とりあえず成功したと言えると思います。