Synology DS220j 購入
利用方法としては単純に、写真、音楽ファイルやドキュメントを保存するファイルサーバー的な使い方です。当時、筐体の価格が破格の安さの7,000円だったので購入を決めましたが、高機能ではありませんが基本的なNASとしての性能はしっかりしていると思います。この価格の製品で通電した状態のまま不良ディスクを交換できるホットスワップにも対応しています。
2017年に1台のハードディスクに障害が発生し、別メーカーの製品で同容量のディスクと交換しましたが、その後は問題なく安定稼働しています。
今回新たに Synology製 DS220j というNASを購入しました。
上記の参照記事では Seagateの「IronWolf」シリーズのハードディスクをおすすめしていますが、私はディスクにはWestern Digital RED 4TB 2台のRAID 1 としました。 ReadyNASの耐用年数からするといつ本体が故障するかわからないので、DS220jをメインのNASにしてReadyNASにバックアップする構成にします。
DS220jに関しては、アプリケーションを追加する事で色々な機能追加できます。 現時点でSynology製のアプリは以下の通りです。
上記以外にもサードパーティー製のアプリも用意されています。
まずはバックアップ用のアプリのインストールです。
上記アプリケーションの中から「Hyper Backup」をインストールします。
DS220jから古いReadyNASへのバックアップの設定を以下の手順で行いました。
- インストール済みのHyper Backupを起動し、バックアップジョブの追加を行います。
- バックアップ先のタイプを選択します。 ReadyNASへのバックアップとなりますので、「ファイルサーバー」の中から「rsync」を選択します。 (注意)事前にReadyNAS 側で 「rsync」プロトコルを有効にしておく必要があります。
- サーバー名またはIPアドレスの欄に、ReadyNASのIPアドレスを入力し、「backup」共有フォルダにアクセル可能な ユーザー名とパスワードを入力します。該当するユーザー名でアクセスできる共有フォルダ一覧が表示されますので、該当するものを選択します。ディレクトリの欄にはバックアップ先の共有フォルダに作成されるフォルダ名を入力します。
- 次の画面で、バックアップ対象のフォルダを選択します。
- さらに次の画面ではSynologyのアプリケーションを選択してバックアップ対象に含める事も可能です。
- 次の画面でバックアップの設定項目を指定します。
- バックアップの世代管理を行う場合はこの画面で設定します。
- 適用ボタンを押すと、今すぐバックアップを開始するかの画面が表示されますので、必要に応じて選択してください。
以上で外部NASシステムへのバックアップ設定の完了です。
近々、VPN Severアプリケーションのインストール設定を行う予定です。