プリンターのインク代を考える
今回プリンターをカートリッジ式タイプから、エコタンク式タイプに買い替えしてみて改めてインクジェットプリンターのインク代について考えてみました。
買い替えの際は、2種類のエコプリンターの比較はしましたが、カートリッジモデルとのコスト比較はしていませんでした。
プリンターのインク代って高いなと感じる人は多いと思うのですが、本体が安い分メーカーもランニングコストで稼がなくてはやっていけないビジネスモデルは理解はできます。
しかし、それは印刷枚数が比較的少ない場合には多めに見る事はできても、ある程度印刷枚数が増えてくると、少しでもその費用安くできないものかと考えちゃいます。
EPSONのサイトでも何枚以上印刷する場合はどっちのタイプがお得なんてシュミレーションができたりしますが、やはりもう少し具体的な数字(金額)で比較しないとカートリッジ式を使い続けた場合との差がでません。
今回は以下のサイトからの情報を利用して比較計算をしてみたいと思います。
今までの EP-807AWでは「IC6CL80」又は「IC6CL80L(大容量)」を使っていました。 上記サイトだとIC6CL80の各色5ml IC6CL80Lだと7ml との記載があります。 本日時点の価格を反映させて計算すると、なぜか通常量タイプの方が大容量タイプよりも割安です。
純正品 EP-807AW用 |
●ICBK80 |
●ICC80 |
●ICM80 |
●ICY80 |
●ICLC80 |
●ICLM80 |
合計 (ml) |
価格.com 等 |
コスト 円/ml |
通常量 |
5ml |
5ml |
5ml |
5ml |
5ml |
5ml |
30 |
3630 |
¥121 |
大容量 |
7ml |
7ml |
7ml |
7ml |
7ml |
7ml |
42 |
6600 |
¥157 |
次に今回購入したプリンターのインク代はというと、カートリッジ式の半分以下のコストです。 この点では買い替えしてよかったです。
純正品 EW-M752T用 |
●KEN-MB [マットブラック] |
●TAK-PB [フォトブラック] |
●TAK-C [シアン] |
●TAK-M [マゼンタ] |
●TAK-Y [イエロー] |
|
合計 (ml) |
価格.com 等 |
コスト 円/ml |
通常量 |
12ml |
12ml |
12ml |
12ml |
12ml |
|
60 |
3030 |
¥51 |
大容量 |
45ml |
45ml |
45ml |
45ml |
45ml |
|
225 |
9840 |
¥44 |
さらにプリンタ購入の際に比較検討したEW-M770Tのインク代も同じ方法で算出してみます。
純正品 EW-M770T用 |
●MKA-BK [ブラック] |
●HNA-PB [フォトブラック] |
●HNA-C [シアン] |
●HNA-M [マゼンタ] |
●HNA-Y [イエロー] |
|
合計(ml) |
価格.com 等 |
コスト円/ml |
通常量&大容量 |
140ml |
70ml |
70ml |
70ml |
70ml |
|
420 |
6397 |
¥15 |
やはり EW-M770T用のインクは超安です。
同じボトル売りのインクなのにこの価格差はちょっと酷い。もちろん容量が多い程単価が下がるのは理解できるけれどそれにしても。
EW-M752T用のインクとEW-M770T用を比較すると一部ブラックインクの違いがありますが、他4種類は同じカラーのインクが使われているようです。
コストのみを考えた場合、互換インクを使うというのが1つの案だと思いますが、ネットでは純正インクと互換インクがよく比較されていて、互換インクを使う事でノズルが詰まりやすいとか、色の発色が悪いとか色々言われています。私は互換インクを使った事がないのでその真偽のところはわかりません。
その点をクリアする方法として、単価が安いEW-M770T用のインクを購入して、それをEW-M752用のボトルに移し替えて使うのは技術的に無理なのかなと考えています。 又はEW-M770T用のインクボトルにノズル変換アダプタみたいなものを装着する事で直接注入できるように出来たら最高です。誰か商品化してくれないでしょうか?
残念な事に今回はすでに注入済みのインクボトルを捨ててしまったので、ボトルがどんな構造なのかは、次回の注入後に確認してみたいと思います。