aloha nui loa

日々の出来事を綴っていきます

楽天モバイル 料金発表!

 以前から気になっていて、何回かブログに書かせてもらった第4のキャリア楽天から正式な料金プランが発表されました。



衝撃の1年間無料! 2年目から2,980円

世間の関心は高いのか、楽天モバイルのHPは 発表当日のよる8時時点でもアクセスできません。

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本日発表された Rakuten UN-LIMIT の概要は以下の通りです。 自社回線のサービスエリアは昨年よりは広がっていて、関東では東京、神奈川、埼玉、千葉がエリアになっているようです。

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今回は昨年10月から開始された無料サポータープログラムを延長すると、楽天モバイルへのイメージが悪化するので、とりあえずサービス開始という形にして その代わりに1年無料にする事で エリア整備をさらに進めていこうとしているんだなと感じています。

 

楽天の自社回線ではまだトラブルが発生したり、ローミング先のAU回線の切り替えがスムーズに行われなかったり、まだまだ快適とは言えないようなレビュー等がありますが、無料サポータープログラムが開始された時点よりは改善されているようです。

 

ところで私が一番感心を持っていたiPhoneの対応はやはりダメでした。 しかし無料サポータープログラムを利用されている方のレビューではデータ通信は問題なく使えているとの記述はいくつか見かけましたが、通話かけ放題サービスや、SMSの使い放題のサービスは「Rakuten Link」というアプリを必要とする様なので、iPhone向けのアプリが提供されないとそれらのサービスを無料で利用するのは難しいのかと思います。

 

本日の発表で期間限定だとは思いますが、事務手数料分を楽天ポイントで付与したり、それ以外にもオンライン申し込みで 3,000ポイント付与されるようです。

ただし、「Rakuten Link」というアプリでのアクティベーションを期日内に完了させないと上記ポイントが付与されないようですので、iPhoneユーザーにとっては全く無料で利用できるわけではないので、「Rakuten Link」が早期にiPhone対応になるのを待った方がベターかと思います。

 

個人的には iPhoneで「Rakuten Link」が使える環境になれば、すぐにでもサブ回線として使ってみたいです。 データ量制限はありますがこの料金設定で海外でも利用できるのは魅力です。 でも新規に専用に端末を購入してまで使おうとは考えていません。

 

本日の楽天の発表イベントで三木谷社長が紹介していた中で特に気になったのは、衛星通信ベンチャーAST&Science社との資本業務提携の発表です。 AST&Science社は通信衛星をつかって宇宙から低遅延の通信を直接携帯に提供するベンチャーのようです。 

AST&Science社のHPにも楽天との提携についての記述がありました。

 

楽天モバイルはこの会社の衛星を使って日本全土100%カバーを目指しているようです。 通常の衛星通信とは違って屋内でも携帯端末と通信可能との事です。

もしこれが利用可能な環境が構築されれば、他社キャリアでは通信不可能な地域でも通信ができる事になります。 

 

楽天モバイルが成功するかどうかの鍵は、インフラ環境を迅速に整備できるかどうかにかかっていると思います。

 

ソフトバンクが携帯業界に参入してきた時も、ソフトバンクは繋がらないとか散々酷評されてきました。 しかしびっくりするような料金プランをだしたりと、顧客獲得の為に孫さんが先頭に立っていろいろな施策を打ってきていました。しかし会社が成長し、孫さんがソフトバンクモバイルのリーダーシップを発揮する最前線から身を引いてからは、競合他社と遜色がなくなってしまいどこも同じの料金高止まり状態が続いています。

そんな状態がここ何年も続いている中での楽天の業界への新規参入で、三木谷さんも孫さん同様に良くも悪くも言われながらリーダーシップを発揮してきた方なので、三木谷さんの興味が携帯業界を向いている間はこれからいろいろな事が変わっていく可能性があると思います。

それによって業界が活性化されて、インフラや、料金プランそのものがユーザーにメリットがあるものに改善されていく事を期待しながらウォッチしていきたいと思います。