aloha nui loa

日々の出来事を綴っていきます

令和元年度 第二種電気工事士試験 上期技能試験に合格!

前に

  の記事を書きましたが、太陽光システムを拡張させていく場合に、今後取り扱いの電圧が30Vを超える可能性もあり、そうなると第二種電気工事士等の資格を取得した者でないと作業自体が違法行為になる可能性もある為、電気工事関連の知識習得も兼ねて資格取得を目標に勉強をはじめていましたが、7月に実施された技能試験に合格していた事が分かりました!  

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ちなみに今回の合格率は 全国平均で 67.4%だったようです。 

 

今回の資格習得にあたり2月にテキストを購入し自己学習を始めました。

多くのサイトで推奨テキストと紹介されていますが、私はこちらのテキストを購入して6月上旬の筆記試験を無事クリアーしました。

ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すいーっと合格(2019年版)

ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すいーっと合格(2019年版)

 

 基本的にはこの本に書かれている内容を理解した上で、過去問を繰り返し解いた事で合格できたと思います。図や絵を使った解説が多いので基礎知識がない私でも理解しやすかったです。

私は過去問を過去5年分さかのぼって解いてみましたが、3年分の問題を解いてみれば自分の苦手な傾向が把握できると思いますので、不得意な部分をテキストで復習し、さらに過去問を解き理解を深めていきました。

私が特に苦手だった分野が計算問題で、苦労したのが「三相交流」と「電力損失」関連で、しっかりと公式を覚えておかなかったツケが試験直前まで影響しました。

最初のうちは苦手な計算問題は何度か過去問を解いていくうちに自然と理解できるだろうと甘くみていて、テキスト本で理解できていたつもりでも、過去問を解いてみるとつまづくという事を繰り返してしまいました。

この状態は試験3日前頃まで続き、3日前の日に苦手な公式だけを完全に覚える時間を作り、その翌日に過去問を解いてみると、いままで導く事ができなかった解答をスムーズに導きだせて、苦手な問題にも自信を持つ事ができました。  

2月にテキストを購入して、そこからテキストの読み込みと過去問を解く事を始めたのですが、1ヶ月半も過ぎるとそれまでの気合疲れなのか、過去問にもテキストにも手を付けない期間が約1ヶ月程ありました。 まだ時間があるから大丈夫という根拠のない余裕が生まれていたのかと思います。

さすがにゴールデンウィークが明けると、筆記試験まで残り3週間程になり やっとこの時点で尻に火がつき、あらためて過去問解き再開し 試験日直前にはある程度の自信をもって試験にのぞむ事ができました。

過去問を解く上で参考になったのは下記のサイト。 過去3年分の問題を解説してくれているのと、ちょっとしたヒントも書かれているのでとても参考になりました。

6月に実施された筆記試験の合否結果が7月上旬に出て、7月中旬には技能試験が行われました。

技能試験の準備をする上で重要だと思ったのが、

  • 理解し易い解説書の入手
  • 試験中に使用する使い易い工具の入手
  • 練習用の部材の準備
  • 複線図は素早く書ける様にする

となります。

まず、理解し易い解説のおすすめはこちら。

ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士 技能試験すい?っと合格(2019年版)?入門講習DVD付?
 

筆記試験用として紹介した教本の技能試験版。 写真を多用してとても分かりやすく書く課題についての解説しています。

筆記試験に自信があれば、筆記試験の受験前でも工具と部材は調達しておいた方が良いかもしれません。 早くから技能試験の練習をはじめられればそれに越した事はないです。

 

試験中に使用する使い易い工具は、試験用として定番とも言える HOZAN製のセット工具を購入。

すでに販売終了セットの様ですが、技能試験に必要不可欠な工具のセットです。 もちろん普段使い慣れている工具に必要なものを買いたしても問題ないと思います。

 練習用の部材はこちら

私は1回練習分の部材を調達しました。 しかし1回だけでは自信がなかったので、

  • ケーブル類各種
  • 埋込連用取付枠
  • ネジ なしボックスコネクタ
  • リングスリーブ(小)(中)

はホームセンターで必要数買い足して練習しました。

ケーブルはVVFタイプの入手は容易なのですが、VVR系のケーブルは近隣のホームセンターでは見つける事ができませんでしたが、VVFをVVRケーブルに見立てて練習。 

 

あとおすすめな小物としては 工具セットのホーザン社が販売している合格クリップ。

これは配線をまとめるクリップなのですが、配線が硬くて複数本の配線を仮止めでまとめるのにとても重宝します。 もちろん代用となるクリップ類が見つけられれば、もちろんそちらで良いかと思います。

 

あと複線図をすばやく書ける様にしておく事は重要かと思います。 別に課題の単線図を複線図に書き換える事は必須作業ではないのですが、 やはり複線図に書き換える事で、配線同士結線が容易になると思いますし、結線間違いチェックする上でも役立つかなと思います。

複線図の習得は筆記試験を受ける上でも必須でしたので、技能試験の準備段階ではいかに早く複線図を描き終えるかに重点を置いて練習しました。

以上を時間の許す限り行った事で合格できました!