プチ太陽光発電所長
3月下旬にNPO法人 太陽光発電所ネットワークの神奈川地域交流会主催の「出前発電所を作ろう」ワークショップに参加し、プチ太陽光発電システムの構築を行いました。
東日本震災時には計画停電なども経験し、改めて電気の大切さ実感。 緊急時も含めて最低限必要な電気を少しずつでも自家発電でまかなえないものか考えていました。 今回はあくまでもその取っ掛かりという事でワークショップに参加。 参加者は、おじさんばかりかと想像していましたが、家族連れや、友達同士、女性ひとりでの参加も。
ワークショップ前半は太陽光発電の基礎知識の講義を受け、後半に機材を使ってケーブルの皮膜剥ぎから、事前に講習費用で用意頂いた太陽光パネル、バッテリーやチャージコントローラーの接続作業などのシステム構築を行いました。 資材代は費用に含まれているので出来上がったシステムはお持ち帰りです! 移動用のキャリーも含まれています。 今回は以下の機材が用意されていました。
使用機材 |
備考 |
モジュール50W |
単結晶モジュール、 |
メンテナンスフリー自動車用 鉛バッテリ |
34Ahクラス |
充電コントローラ |
20Aクラス |
DC/ACインバータ |
280Wクラス(矩形波) |
バッテリターミナル |
エーモン工業Y134 |
PVケーブル5m |
4SQケーブル、MC4防水コネクタ付 |
コンテナケース |
24Lクラス |
キャリーカートL |
40kg耐量クラス |
その他資材 |
束線バンド、2口 12Vシガーソケット等 |
今回のワークショップ費用は講習書類、資材代込みで 31,500円でした。 50Wのソーラーシステム構築費用としてこの値段が高いか、安いかの判断は個人によって違うと思いますが、太陽光発電初心者にとっては、システムの基礎知識を教えて頂いた上、実際にシステムを動かすところまでサポート頂けるので、個人的には大変満足度の高いものだと思いました。今回システムを構築した人たちは、50Wと発電出力は小さくても、「発電所長」という事になるそうです。 今回の50Wシステムですが、暑い夏に向けて屋外用扇風機の電源として利用することを計画しています。 これから12V対応の車載用扇風機2機を調達し、暑さに弱い植物への対策。
ソーラーパネルは自宅南側の日当たりの良い場所に固定設置。
近い将来は冬場の高い電気代の原因の1つ、屋外用ビニールハウスのヒーターにソーラーから電源供給させたいと考えていますが、ヒーター1機あたり消費電力が200W (100V) で、それを2機利用しているので、今のシステムでは出力が全然が足りません。 😅😅